言葉にできないことを、言葉にする

人間誰しも、言葉にできないモヤモヤとした気持ちを感じたことってあると思います。

これを、僕は大切にしたいし、それこそ言語化したいと思いました。

今回は、それについて書きたいと思います。

 

 

1、モヤモヤした気持ちの正体

モヤモヤっていったい何なのか。時には人間関係。時には仕事のこと。学校のこと。恋愛のこと。

ざっくりとした理由は分かるんですよね。

ビジネスの場だったら、すぐにでも言語化しなくてはなりません。ただそんなときばっかりではないし、一人でするのが大変な人もいると思います。

そんな時は一人で考えず、友達や周りの人に相談するべきだと思う。

人間は自分ひとりの経験に基づいてしか考えることしかできない。他の人に聞いてもらい、そこで言葉に一緒にしてもらう。それでも僕はいいと思う。どんなに些細な悩みでも、深刻な悩みでも。人に聞いてもらい、そのモヤモヤを言葉にする

そのあとに解決する段階があると思う。

だから、一人でそのモヤモヤを抱え込む必要はない

 

アカツキの創業者の塩田さんの本にはこう書いてある

最初は自分の自分の感情が分からないこともあると思う。

だから、感情を分かち合うことも必要だ。お互いの感情の分かち合いを通して、自分の感情につながっていく。

別のページでもこう言っている

モヤモヤは自分の中での違和感があったり、気になったりしていることだ。

ただ、その違和感は可能性だ。 

 

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 (NewsPicks Book)

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 違和感というものは、ほったらかしにしていては勿体ない。

それは、自分が変われる可能性かもしれない。

時間が解決するかもしれないが、そんなのはチャンスを見逃している。

桃太郎でおばさんが川の桃を取らないのと同じ。

とりあえず桃を拾ってみる。一人では切れそうにないなら、おじいさんに助けを求めればいい。きっと一緒に切ってくれる出ろう。

 

2、モヤモヤを言葉にしよう

モヤモヤがなんなのか大体わかったら、それを言葉にすること。言語化すること。

難しく考えなくていい。自分の言葉にする。

言葉にする理由は3つある。

  1. 自分の気持ちの整理、解決
  2. 相談相手にも自分の経験を分けてあげる
  3. 言語化力のいい練習であるから

1つずつ解説していく。

1、自分の気持ちを整理するは、ざっくり何がモヤモヤなのかを分かったところで解決ができない。まずは言葉にする

自分のどんなところがだめでモヤモヤしていたのか。相手の何が嫌でモヤモヤしていたのか。言葉にできないと始まらない。

これは2にもつながってきてしまうが、「なんでモヤモヤしてんの?」と聞いたときに「直観です」と答えては話にならない。しっかり言葉にしていこう。

そしてそれは、自分の言葉である必要がある。聞き手の時も、相談する側であっても同じ。自分の言葉で整理しよう。

実際に言語化することで「会社のことでのモヤモヤ」だったものが「上司と部下の関係」→「上司から仕事を振られて、今でも手一杯なのにOKを出してしまう」だったり、

「学校のことでのモヤモヤ」だったものが「勉強って何の意味があるのか」→「やりたいことが他にあるのに、意味のないことを勉強させられている違和感」と、どんどん掘り下げられる。

もっと掘り下げることができれば、より具体的な解決方法が出せるようになると思う。

 

2、相談相手にも自分の経験をわけてあげる。せっかく相談に乗ってもらっているのであれば、なるべく意味のある時間にしてもらいたい。

自己啓発本を読むのと一緒で、自分では経験できないことを他の人が経験したのであれば、その話を聞いて自分もその時思ったことを学べれば、それは自分の経験になる。

幻冬舎社長の見城さんは「読書という荒野」のはじめにでこういっている

本には、人間社会を理解する上でのすべてが含まれている。人間は途方もなく多様な存在で、自分では想像もできないような考え方を持つ他者がいること。ゆえに、人間同士の争いは決して消滅しないこと。すべての意思決定は、人間の感情が引き起こしていること。そのため、他者への想像力を持つことが、人生や仕事を進めるうえで決定的に重要なこと...。

読書で学べることに比べたら、一人の人間が人生で経験できることなどたかが知れてる。読書をすることは、実生活では経験できない「別の世界」の経験をし、他者への想像力を磨くことを意味する。自分の人生だけでは決して味わえない、豊穣な世界が広がっている。その中で人は言葉を獲得していくのだ。

 

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

  • 作者:見城 徹
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2018/06/06
  • メディア: 単行本
 

 

本を読むことによって、新しい価値観を知れるのと同じで、人のモヤモヤをしることで自分の経験にできる人はより自分の人生が豊かになると思う。

そのためにも、あてに伝えるために言葉にすることは大事だし必要だと僕は思っている。

 

最後。3、言語化力のいい練習であるから。まずは、なんで言葉にすることがいいことなのか。

言葉とは、全員が自由に使うことができる「武器」である。人は、友達とでも、会社でも、家族でも、誰と会話をするときでも言葉を使い発信している。

言葉を使う以上、人に届く言葉を使いたい。そこで言語化力が重要になってくるんです。まずは、発信しよう。やってみないことには始まらない。

 

そこで、言葉にするときに大切なことは「WHY、なぜ」を大事にすること。GOの社長の三浦さんも、SHOWROOMの社長の前田さんもこれを言っています。

自分が「なぜ」と思ったことは、ひとつ残らず言語化していこう。ということです。

自分の中のモヤモヤは最高の練習道具になります。だから、時間が解決するのを待つのではなく、自分からモヤモヤに飛び込み、言葉にしていこう。

 

言語化力 言葉にできれば人生は変わる

言語化力 言葉にできれば人生は変わる

 

 

 

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

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途中で「自分の言葉で」とかいたが、これは「言語化力」に書いてあった言葉です。

最後に「言語化力」に書いてある自分の言葉とは何か。を紹介する。

自分の言葉とは言い回しを自分で考えるということではない。ありふれた言葉でも、状況や心情によっては自分の言葉になりうる。つまり自分の言葉とは、自分自身の思考から生まれと言葉だ。それが自分の言葉である条件はたった1つ。その言葉を自分が信じられるかどうかだ。

 

 

【おわりに】

こっからはだらだら書きます。

ブログ毎日更新3日目です。

書く内容も考えなきゃいけないし、それに加えて自分の思っていることも言語化していかなきゃいけない。

ブロガーさんってホントに大変だなぁ。と改めて思いました。(その「大変」を言語化しろとかいうのは禁止)

今回は、「言語化力」を読んで書く内容を考えたのですが、参考にした本は他にも3冊引用させてもらいました。

いろんな本から引用すると、意外と自分がしっかり本を読めているんだなと実感しました。

ブログを書いているうちに「あ、この本にいいこと書いてあったな」って思い出してくるんです。そこでまた読み返すことができる。より深いアウトプットができている気がします。

見城さんが言っている通り、人の経験からその人が感じと事を学べるのが「本」であることを実感しています。

いろんな人の本を読むことも大事のこと。